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設立趣意書


 近年急速に進化する少子高齢化社会にあって、医学・医療・福祉のニーズが多様化している今日、社会問題となっている高齢化や生活習慣病等に対するより高度な医学並びに医療福祉学を修めた医療人の育成が強く求められています。
 こうした中、川崎学園は、医学並びに医療福祉学の分野における優れた専門職業人を育成するとともに、研究者を養成することを目的に、研究助成を行い、研究活動の一層の充実と発展を期してまいりました。
 このたび、学園創立30周年を迎え、県民の健康福祉の増進を図り、住みよい地域社会の実現を目指すため、支援対象を広く岡山県内の研究活動等に拡大することにより、岡山県の医学・医療福祉学のより一層の発展を図りたいと考えます。
 ここに、岡山県内の医学・医療福祉学に携わる有志の発起により、財団法人川崎医学・医療福祉学振興会を設立し、教育・研究諸事業への助成・支援を通じて、この目的を達成してまいりたいと思います。

(平成15年1月16日開催の設立発起人会において提案され、承認された)

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