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川崎医療福祉大学 氏川 拓也
(令和4年度 受賞者)
この度は公益財団法人 川崎医学・医療福祉学振興会教育研究助成に採択いただき、誠にありがとうございました。選考委員会の先生方および関係者の皆様に深謝いたします。
フレイルは高齢者に特有の疾患の発症リスクの増大、周囲に対する依存、さまざまな障害、長期入院、施設入所および死亡率の増大などの高齢者の生活全般に影響を与える重大な帰結につながるとされています。フレイル予防として対面形式でのトレーニング介入が行われてきましたが、コロナ禍では対面形式でのトレーニング介入に制限が生じたり、遠隔地における集団での介入が困難であったり、フレイル予防介入をどのように提供するかが課題となってます。そこで非対面で行えるオンラインツールを用いた介入が注目されてきています。本研究により、オンラインツール(YouTube)を用いたフレイル予防体操により、機能を維持・向上することができれば、新たなフレイル予防の対策として普及させることで、要介護・要支援率の低下、健康寿命の延伸を図ることが期待できます。さらに、高齢者が自らフレイル予防に取り組むための動機づけを行い、より多くの高齢者が自主的にフレイル予防活動に参加することでフレイル予防に関心および理解を深め、要介護・支援率の低下、健康寿命の延伸に貢献することができると考えています。
今回、オンラインツールを用いた介入の効果と継続率の検証を行い、介入の効果を確認できると同時に新たな課題を発見することもできました。今後より効果的な介入となるように引き続き検討を進めてまいります。
改めまして、本研究にお力添えを下さった貴財団に厚く御礼を申し上げるとともに、貴財団の益々の発展を心よりお祈り申し上げます。
[令和6年4月1日掲載]
平成24年度
受賞部門 | 氏名 | 所属 |
国際 | 小田桐 早苗 | 川崎医療福祉大学 |
教育 | 原 裕一 | 川崎医科大学 |
教育 | 長洲 一 | 川崎医科大学 |
教育 | 大植 祥弘 | 川崎医科大学 |
教育 | 李 順姫 | 川崎医科大学 |
教育 | 溝手 雄 | 岡山大学大学院 |
教育 | 藤野 雅広 | 川崎医療福祉大学 |
平成23年度
受賞部門 | 氏名 | 所属 |
教育 | 西村 広健 | 川崎医科大学 |
国際 | 清蔭 恵美 | 川崎医科大学 |
教育 | 山内 明 | 川崎医科大学 |
教育 | 俵本 和仁 | 川崎医科大学 |
地域 | 正木 久男 | 川崎医科大学 |
教育 | 青木 淳哉 | 川崎医科大学 |
地域 | 下屋 浩一郎 | 川崎医科大学 |
平成22年度
受賞部門 | 氏名 | 所属 |
教育 | 三好 智子 | 岡山大学病院 |
教育 | 小野 淳一 | 川崎医科大学 |
教育 | 岡本 威明 | 川崎医科大学 |
教育 | 矢作 綾野 | 川崎医科大学 |
教育 | 橋本 美香 | 川崎医療短期大学 |
平成21年度
受賞部門 | 氏名 | 所属 |
教育 | 脇本 敏裕 | 川崎医療福祉大学 |
教育 | 熊谷 直子 | 川崎医科大学 |
教育 | 三上 史哲 | 川崎医療福祉大学 |
教育 | 河井 まりこ | 岡山大学大学院 |
平成20年度
受賞部門 | 氏名 | 所属 |
教育 | 横山 光彦 | 川崎医科大学 |
教育 | 芝﨑 謙作 | 川崎医科大学 |
教育 | 田中 俊昭 | 川崎医科大学附属川崎病院 |
教育 | 平田 あずみ | 岡山大学大学院 |
平成19年度
受賞部門 | 氏名 | 所属 |
国際 | 片岡 則之 | 川崎医療福祉大学 |
教育 | 茅野 功 | 川崎医療福祉大学 |
教育 | 前田 恵 | 川崎医科大学 |
教育 | 永坂 岳司 | 岡山大学大学院 |
平成18年度
受賞部門 | 氏名 | 所属 |
教育 | 宮地 禎幸 | 川崎医科大学 |
教育 | 眞部 紀明 | 川崎医科大学 |
教育 | 平林 葉子 | 川崎医科大学大学院 |
教育 | 前島 伸一郎 | 川崎医科大学附属川崎病院 |
平成17年度
受賞部門 | 氏名 | 所属 |
教育 | 渡辺 洋子 | 川崎医科大学 |
教育 | 寳迫 睦美 | 岡山大学大学院 |
教育 | 美藤 純弘 | 岡山大学大学院 |
教育 | 稲垣 幸代 | 岡山大学大学院 |
平成16年度
受賞部門 | 氏名 | 所属 |
教育 | 橋本 謙 | 川崎医科大学 |
国際 | 辻 修平 | 川崎医科大学 |
平成15年度
受賞部門 | 氏名 | 所属 |
教育 | 三浦 孝仁 | 岡山大学 |