受賞者寄稿文

川崎医科大学附属病院　出口 美穂
（令和5年度　受賞者）

日本医療マネジメント学会　第28回岡山県支部学術集会

　この度は、令和5年度川崎医学・医療福祉学振興会　地域連携・交流助成を賜り、選考委員会の先生方、関係者の皆様方に深く感謝申し上げます。
　今年5月、新型コロナウイルス感染症が5類に移行した後の学会で9月30日（土）13時30分～17時15分現地とオンラインのハイブリッド開催を行い、167名参加されました。
　川崎科大学附属病院永井敦病院長が大会長を務められ、学会テーマは「オール岡山による次世代医療人の養成～地域医療を担うリーダーの養成～」でした。

基調講演

• 「医療の未来へつなぐオール岡山　次世代チームリーダーの養成」永井敦病院長

特別講演

• 「働き方改革とダイバーシティ＆インクルージョン」
  京都大学医学研究所医学教育・国際化推進センター教授　片岡　仁美
• 「これからの医療施設に求められる事務職の人材像と育成について」
  川崎医療福祉大学医療福祉マネジメント学部医療情報学科准教授　本野　勝巳

シンポジウム

• 「岡山県看護協会における次世代教育・育成」
  岡山県看護協会常務理事　宗宮　昌子
• 「全員参加型の新人教育と若手主動の部内業務改善」
  岡山赤十字病院　森　英樹
• 「次世代の”臨床”検査技師を目指して～技師会と当院の取り組みについて～」
  岡山旭東病院診療技術部臨床検査課課長　藤岡　克徳
• 「医療ソーシャルワーカーの現状と課題～職能団体の役割と今後の展望～」
  水島協同病院地域連携・患者サポートセンター医療福祉相談室室長 森田　千賀子

　一般演題はVimeoによるWEB配信で公開されました。発表内容は、教育・育成、業務改善・タスクシェア、医療安全、患者対応、地域連携に関する40演題でした。
　今回の学会テーマである次世代医療人の育成～地域医療を担うリーダーの養成～について、教育や育成、業務改善などの活発な取り組みが提示され、多職種がそれぞれの立場から次世代のリーダー育成や今後の医療のあり方を考え交流できる貴重な機会となりました。
　本学会に多大なるご支援をいただきましたことに改めて深く感謝申し上げます。

［令和6年4月1日掲載］